二重共感(ダブルエンパシー)
発達障害の苦しみをシンプルに考えてみた。
人間社会に共感・協調できない、関係性構築に著しく困難を抱え、孤独に陥る弱者。
社会で適応を試み、カモフラージュするほど心は落ち込み、努力した適応は一過性、失敗に終わる。
最近、二重共感(ダブルエンパシー)という言葉を知った。
調べた上で私なりにまとめた。
コミュニケーションと相互理解は必要条件。相互にズレが生じた際「双方」の歩みより・共感姿勢を前提としたユニバーサルな考え方。
少数派の意見を理解しない=「共感能力が低い」のだ。
誰もが安心安全の土台の上で活躍できる社会を目指すにはユニバーサルなコミュニケーションの在り方を検討する必要がある。
コミュニケーションの型・前提がくずれることは多数派にとって面倒なことかもしれない。しかし二重共感を前提とすることで多様な感性を知り、人間とはこんなにもわかり合えない存在だと気づき、ニューロダイバーシティ(脳の多様性)の社会が構築されるだろう。